●あァ潰れる昨日初めてレッスンにきた高校生(2年・男)が全く音が出なくなったというのです。吹かせてみると本当に音が出ないのです。 初めて見る(この場合は診るかな?)生徒なので、以前はどうだったのかを訊ねると3週間前まで音は普通に出たらしく、部活でも最近パートリーダーになってみんなを引っ張って行かなければならない立場だそうです。 私はとりあえず初心者にさせる音出し練習をさせてみたのですが効果はありませんでした。 私のまわりにも何人か潰れた友人がいますが、その殆どがホルン吹きです。(あとはラッパ吹きに少し、トロンボーンやテューバ吹きは聞いたことがありません) この辺りに「潰れ」解決のメカニズムがあるのかな?と考えていますが、なかなか分析できないでいます。 精神的な問題だと片付けてしまうのは簡単なのですが、なんとか立ち直らせてあげたいと思っています。 ご自身や皆さんのまわりに全く音が出なくなった(潰れた)経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか? そしてどんな方法で立ち直ってきましたか? 是非教えてください。 役には立たないと思いますが彼のデータです(一応) 演奏歴 4年くらい 使用楽器は バックのストラディバリウス 37/25 ML シルバー マウスピースは 同3C 身長体重 175cmくらい 中肉中背 年齢 17歳 性別 男 です。 <<kakkiyさん>> 僕は一度潰れた(正確にはつぶれかけた)ことがありますので。。。 ドきつい本番の次の日に唇がパンパンに腫れあがり、2週間くらい音が鳴らない状態がありました。そのドきつい本番の1週間後に本番があったのですが悲惨だったです。その後1週間腫れがひかず、ラッパは吹きませんでした。その後、ドでかいマウスピースでppくらいの音をひたすら吹き続け(鳴る鳴らないは別)、唇に振動を覚えさせて、2週間くらいかけて回復させた経験があります。 (2005/03/14 03:18:33 PM) <<三吹さん >> 俺には経験はありません。だから又聞きの話になってしまいますがご了承下さい。。。 準備もなしにいきなり高音域を吹いていたりすると唇は潰れてしまうそうです。 下手に音を出そうとすると本当に治らなくなってしまうそうなのでそういう時はちょっとの間本当に吹かない時期が必要なのかもしれません。(2005/03/14 08:00:09 PM) <<2005/03/15 日記>> 緊急質問に投稿いただきありがとうございました。 今日は私なりに考えたことを書いてみます。 途中でホルン吹きの話が出てきますが、ホルンは全然吹けませんので勝手な想像だとお考えください。 昨日友人に電話をして「潰れる」の話をしました。 彼は唇が腫れたとか歯が抜けたなどの特別な理由がない限り、「気難しい偏屈な奴がなるんだよ」と切って捨てました。 気難しい奴はいっぱい知っていますが、その中に「潰れた」奴はいません。 私の知る「潰れた」は6人いますが、そのうち5人はホルン吹きです。 ホルンを吹く場合(ここから想像です)「始めにこうして」「次にこれ」「その次はこれ」というような“積み重ね”で音を出している感じがするのです。 微妙なバランスの上に成り立った繊細な楽器という印象をもっています。 ゆえに少しの乱れが重大な結果を生み「潰れた」になりやすいのであって、けっして「気難しい」からというわけではないと感じています。 それに対してラッパは「これはしない」「これもやらない」「これもなるべくしない方が」(あくまでも観念的ですが)という方法で音を出すもので、積み重ねもへったくれもない(ずぼら)楽器で、「潰れる」とは無縁だと思っていました。 友人は「あくまでも精神的なもの」だから「技術で解決するのは難しいのでは」と助言をしてくれましたが、投稿いただいた方法を含めてゆっくり解決して行こうと思っています。 報告とともに再度質問させていただくこともあるかと思いますがご協力ください。 私は「潰れる」のキーワードが「気難しい」だとは信じられません。 私の知る「潰れた」人は皆どちらかと言うと「気難しくない人」という印象があります。 でも、人は見かけによらないと言いますから・・・・ |